「床ずれ」とは皮膚の傷になり、初期の症状には発赤という症状に変わっていきます。
骨が突起している薄い皮膚の部位から血流が悪くなり、その事態が傷となって「床ずれ」となっていくのです。「床ずれ」の対処法は、主に体位変換での圧の緩和が重要になっていきますが、日頃からの皮膚にも適度な水分を保持させていき乾燥と刺激から守っていく事が、かなり重要になっていきます。
今回は皮膚を守り、状態を良くしていく「白色ワセリン」などを、調べていきたいと思います。
白色ワセリンとは?
原油を高純度に生成して作られているのがワセリンで、皮膚を守護しています。ワセリンには「黄色 ワセリン」「白色 ワセリン」「プロペト」「サンホワイト」の4種類があります。その違いは純度の違いによって種類分けされています。
主な使用は「皮膚炎、アレルギー、乾燥肌」など、肌表面のバリア機能の低下に使われ潤いを保ってくれるのが、「白色ワセリン」です。角質層まで行き渡っていくことなく肌の表面にとどまるのが、化粧水や美容液との大きな違いになっていきます。
ワセリンとクリームの違いは?
油そのものの保湿剤などが、付け足されていないものが「ワセリン」になります。栄養を付け加えたり、潤わせたりという肌への影響は期待できませんし、メリット成分がいろいろ入る美容オイルとも異なります。ホコリなどの刺激から守る守護膜の役割が、ワセリンの効果になるのです。
黄色ワセリンとは?
精製度が低い黄色のワセリンは衣料品や医薬部外品には、安く手に入るのが便利な点になっています。精製して「黄色ワセリン」から不純物を取り除いてできたのが、「白色ワセリン」で医薬品と化粧油で販売されていますが、敏感肌や乾燥肌の守護に使用されています。
ここで気を付けて考えないといけないのが、肌表面を守ることには果たせますが保水効果がないので、その役割は期待できません。オイルやワセリンなどでも、油分だけ肌に塗ると、刺激が起こりやすくなるので保水もしっかり行っていくことが望ましいのです。
まとめ
外からの微生物アレルギーの原因になるアレルゲンなど、刺激物の侵入を防ぐのが角質細胞になり、正常な皮膚になります。保水が十分でないと皮膚は乾燥し、ドライスキンとなり皮膚障害の症状が発生しやすくなる訳です。
また褥瘡ケアには、効率的な予防・改善を期待できる、Relafeelの併用も検討することをお勧めします。