常に寝たきりの介護の方などは、あまり出来にくいと思いますが、車いすなど、車いすでない方でも、座位がとれる体制の方が気を付けたいのが、臀部の褥瘡です。常にケアを心がけていても、同じ部分の圧や擦れなどで、簡単にできてしまうのが褥瘡なのです。簡単に出来て、完治するまでには相当な時間がかかります。そこで今回は臀部(=おしり)の褥瘡の対処方法などを紹介します。
■臀部(=おしり)の車椅子での対処法!
車いすなどの方などは、その方の障がいの度合いにもよりけりです。自力で車いすをこげる方などは、一般の仕事をこなす人たちも多々います。そんな方達に一番いい効果的方法はプッシュアップです。基本的にプッシュアップは2時間から4時間ぐらいが妥当ではないでしょうか。こまめに褥瘡への意識をし、気づいたらプッシュアップが理想ではないでしょうか。
また車いすでも介護を要する方などは介護の方などが、こまめに体をずらしてあげるのが効果的ではないでしょうか。ここで注意してほしいのは、車いすを自力でこげる方と違ってこげない方などは、臀部以外の圧もかかっている可能性があり、臀部以外の箇所も定期的に、介護する方が観察することが、望ましいのではないでしょうか。
■臀部(=おしり)のベッドでの対処法!
ベッドに寝ている方も様々な方がいて、座位で普通に座れるかたや、ベッドに眠っている方など、多々あると思います。座位で不通に座れる方などは、やはりご自身で体位変換し除圧を心掛けねばなりません。
また移乗する場合などは、移乗するまでに擦ったりしていないかもよく観察しておくのが望ましいでしょう。寝たきりの方などは、やはり介護の方が2時間から4時間ぐらいの間隔で体位変換やずらしたりすることが望ましいです。
■それ以外の臀部(=おしり)への対処法!
車椅子ならロホクッションや座布団などとにかく柔らかい物を、活用してとにかく圧迫を緩和させることが望ましいでしょう。ベッドなどはマットレスなどが一番効果的では、ないでしょうか。
■まとめ
普通なら、起き上がったり座ったりするのが、生活に欠かせない動作と思います。寝たきりの方はごく一部になり、座る=おしりに圧がかかるのが絶対です。傷になり、そこから感染し、ひどくなり長期入院の可能性も起こりうるのです。そうならないためにも常日頃プッシュアップや体位変換など、とにかく念入りにケアを行うことをお勧めします。
褥瘡ケアには効率的な予防・改善を期待できる、Relafeelの併用も検討することをお勧めします。