介護職員実務者研修の対象者は?条件はあるのか?基礎からお伝えします!

介護職員実務者研修を受けたいけど、どのような条件がありどのような人が対象になるのかがいまいち理解できていない方も多いのではないでしょうか。今回は介護職員実務者研修の対象者は?条件はあるのか?について基礎からお伝えします。

目次

1.介護職員実務者研修とは

2.介護職員実務者研修の対象者と条件について

3.介護職員実務者研修の一部免除制度とは

4.まとめ

1.介護職員実務者研修とは

実務者研修とは、「介護職員初任者研修」の上位に位置づけられる資格になります。取得することで「介護福祉士」の受験要件の一つを満たせます。また、資格手当や職務手当による給料アップが期待できます。資格を持っていることで就職や転職をする際にも有利にはたらくことでしょう。

2.介護職員実務者研修の対象者と条件について

実務者研修は国家試験を受ける為だけのものではなく、実践的なスキルと知識の習得を得ながらハイグレードな介護サービスを提供する為に存在します。

そこまで聞くと未経験で無資格では、受講できないのではないかと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。実務者研修は、誰でも対象者になるのです。つまり、未経験で無資格でも受講することが可能ということです。そうはいっても一定の条件はあります。実務者研修は他の資格を保有している際には、免除される科目があり受講時間は短縮されます。しかし、無資格の方は条件として450時間以上の全ての科目を受講することが必須で、取得期間は6か月です。修了すると資格を取得することができます。

3.介護職員実務者研修の一部免除制度とは

介護職員実務者研修は「介護職員初任者研修」を受講していれば、実務者研修で130時間のカリキュラムが免除されます。無資格・未経験から介護職に挑戦したいと考えている方は、初任者研修から段階を踏んで資格取得をするのもよいでしょう。

4.まとめ

今回は介護職員実務者研修の対象者や条件を基礎からお伝えしました。実務者研修は、誰でも受講することができ、条件もないことが理解できたのではないでしょうか。実務者研修の前に初任者研修を受講するのも良いのではないでしょうか。自身のレベルと時間に合った資格を選択できるといいですね。また、実務者研修を取得後も介護福祉士の取得を目指すのもよいでしょう。