介護職の夜勤の仕事のルーティンとは

夜勤の勤務は手当が付き、給与をあげることができるから検討しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしくは、夜勤の勤務は不安だから就職の選択肢からは外しておこうと考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、それは夜勤の勤務でどのような仕事内容をするのかイメージが沸かないというのも原因の一つにあるのではないでしょうか。実際に、夜勤も選択肢に入れられるのであれば、選べる求人件数が増えるでしょう。そこで今回は、介護職の夜勤の仕事のルーティンについてご紹介します。

目次

1.介護職の夜勤とは

2.介護職の夜勤の仕事のルーティンとは

3.まとめ

1.介護職の夜勤とは

介護職の夜勤には2種類の形があります。

1つ目は、2交代制勤務です。2交代制勤務は、日勤と夜勤のシフトに分かれます。勤務時間は、日勤8時間・夜勤16時間になります。夜勤16時間のため、負担が大きいと言えるでしょう。夜勤回数の目安としては、1ヶ月の夜勤回数は約4~5回になります。夜勤専従の場合は、10回程度になります。

2つ目は、3交代制勤務です。3交代制勤務は、日勤と準夜勤と夜勤のシフトに分かれます。勤務時間は、すべて8時間になります。夜勤1回の勤務が8時間であるため、無理なく働くことができる反面、シフトの複雑さがネックになるでしょう。夜勤回数の目安としては、1ヶ月の夜勤回数は約5~6回になります。夜勤専従の場合は、20回程度になります。

ここで重要なのは施設によって出勤回数は様々なので確認が必要ということです。

2.介護職の夜勤の仕事のルーティンとは

夜勤担当者が初めに行うのは、「夕食のサポート」です。日勤者からの引継ぎを済ませ、夕食の準備・食事介助を行います。夕食後は服薬支援や口腔ケアから夕食の片付けまでを行います。

その後に、決められた時間に排泄介助の補助をします。また、消灯後の深夜時間帯も、利用者から求められれば排泄介助に応じる必要があります。そして、夜勤ならではの業務としては、利用者の就寝後の安否確認です。定期的に巡回して、体調などに異変がないかを見たり、利用者からのオンコールがあれば対応を行ったりします。

最後に、「利用者の起床介助」を行います。利用者の排泄介助・着替えを済ませ、朝食の準備を行い、出勤してきた日勤者に申し送りを済ませて勤務終了となるのです。

3.まとめ

今回は、介護職の夜勤の仕事のルーティンについてご紹介しました。是非、夜勤の勤務について理解することで選択肢を広げるのはいかがでしょうか。