全身性障害者ガイドヘルパーになるにはどうすれば良いのか?スクール費用等もご紹介します

全身性障害者ガイドヘルパー養成研修は、全身に麻痺や機能障がいがある人が外出をする際にサポートをおこなえる資格です。取得には、12時間の講義と5時間の演習を受けることが必要です。

今回は、全身性障害者ガイドヘルパーになるにはどうすればよいのか、また、スクール費用等もご紹介します。

目次

1.全身性障害者ガイドヘルパーの仕事内容

2.全身性障害者ガイドヘルパーの取得方法

3.全身性障害者ガイドヘルパーの資格取得までのスクール費用

4.まとめ

1.全身性障害者ガイドヘルパーの仕事内容

全身性障害者ガイドヘルパーの正式名称は「全身性障害者過程研修」です。その全身性障害者を対象としたガイドヘルパーを「全身性障害者ガイドヘルパー」といいます。

全身性障害者ガイドヘルパーの仕事内容は、利用者が安全に移動できるような誘導や介助を行うことです。

自走できる利用者の場合は、障害物に気を付けて移動ができるよう誘導を行います。また、横断歩道の青信号は、車いすでは渡るには時間が足りないこともあるため、安全に移動できるよう適切な場面で介助を行う場合もあります。

一方で、自走ができない利用者の場合は、ガイドヘルパーが車いすを押して移動します。利用者のことを思い、安全な場所を通ることや段差の衝撃を和らげるような丁寧な介助が求められます。

2.全身性障害者ガイドヘルパーの取得方法

全身性障害者ガイドヘルパーは誰でも受講することが可能です。科目の免除があり、介護福祉士や介護福祉士実務者研修などの資格を有する場合は、科目の免除が受けられます。自治体により条件が異なる場合もあります。

研修は「講義」と「演習」になります。

「講義」では、ホームヘルプサービスや障害者福祉に関わる知識、ガイドヘルプを行う上で必要となる技術などを学びます。「演習」では、抱きかかえ方や移動、生活行為そして車いすの移動介助等を行うことで、技術を身に付けることができるでしょう。

3.全身性障害者ガイドヘルパーの資格取得までのスクール費用

全身性障害者ガイドヘルパーの資格取得までのスクール費用は、約20,000~40,000円前後と言われています。スクールによっては割引もあるので、比較が必要になるでしょう。

4.まとめ

今回は、全身性障害者ガイドヘルパーになるには研修で「講義」と「演習」受けなければならないこと、スクール費用が約20,000~40,000円前後かかることをご紹介しました。

是非、全身性障害者ガイドヘルパーを検討してみてはいかがでしょうか。