介護職員初任者研修を取得すると手取り給与はどのくらい変わるのでしょうか。また、相場はどのあたりの給与なのでしょうか。令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要では、平均の月額給与が発表されています。今回は、それをもとに計算することで実際に手取り給与はどれくらい頂けるのかをご説明します。
実際に手取り給与がどれくらい増えるかを把握した上で、次のステップに進めるようにご説明致します。
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目次
1.令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要からみる手取り給与
2.「介護職員初任者研修」を取得すると…
3.まとめ
1.令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要からみる手取り給与
介護職員のなかでも資格を持っているか否かで給与が変わってきます。
厚生労働省が発表している「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」を見ていきましょう。
・保有資格がないと平均給与額は月額あたり275,920円
仮に東京都で年齢が40歳以下で扶養家族が0人だった場合、
手取り給与は約229,196円になります。
・介護職員初任者研修で平均給与額は月額あたり301,210円
仮に東京都で年齢が40歳以下で扶養家族が0人だった場合、
手取り給与は約250,689円になります。
・実務者研修で平均給与額は月額あたり303,230円
仮に東京都で年齢が40歳以下で扶養家族が0人だった場合、
手取り給与は約252,699円になります。
・介護福祉士で平均給与額は月額あたり329,250円
仮に東京都で年齢が40歳以下で扶養家族が0人だった場合、
手取り給与は約274,918円になります。
2.「介護職員初任者研修」を取得すると…
令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果からわかるように資格を持っていない介護職員と介護資格の中でも一番初めに取得する「介護職員初任者研修」を取得している方と比較しても、資格がない方との差は2万円以上になるのです。これは、年間に換算すると、約24万円にのぼります。長期的なスパンで見ることによって介護職員初任者研修を取得することの重要性がおわかりいただけるのではないでしょうか。就職や転職する際にも有利になりますので、少しでも給与ベースを上げたい方はまずは取得のしやすい「初任者研修」の資格を取得しておくと良いでしょう。ついては、現在厚生労働省では介護職への入職を後押しするために、就職準備金の制度を設けています。この制度を利用すれば初任者研修を実質無料で取得することが可能です。
また、企業によっては資格取得支援を行っているところもあるので、そちらの利用を検討するのも良いでしょう。
3.まとめ
令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要から計算すると仮に東京都で年齢が40歳以下で扶養家族が0人だった場合、手取り給与は約250,689円になることが理解できたのではないでしょうか。資格がない方との差は月間2万円以上になり年間に換算すると、約24万円にのぼります。
是非、資格の取得を一度検討してみてはいかがでしょうか。
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