実務者研修にテストはあるの?気になる実技の内容も

実務経験を経て介護福祉士国家試験の受験資格を得るには介護施設などの指定された事業所での実務経験が3年以上という要件に加えて、「実務者研修の修了」が要件となっています。
実務者研修は最長で450時間の受講となりますが、講義だけではなくテストや実技もカリキュラムに含まれています。
・せっかく受講したのに、テストに合格できなかったらどうしよう…
・実技がうまくできるか自信がない
このような悩みを抱えている方も少なくありません。
では、実務者研修のテストや実技はどれほどの難易度なのでしょうか?

実務者研修のテスト

実務者研修は基本的に卒業時に行われるテストに合格しなければ修了することができません。
このテストはスクールの主催者が行うものなので、テストの難易度はスクールによって異なります。
ただし、このテストは学習の状況を確認することが目的であるため、不合格であっても何度でも再テストを受けることができるスクールがほとんどです。
中にはテスト自体を行わないスクールもあるようです。

どのスクールでもテストの内容はテキストや講義で習ったことがほとんどです。
きちんと講義を受けていれば解ける問題ばかりなので、難易度はそれほど高くはないと思われます。
テストを受けたくないのであれば、テストを実施していないスクールを選んでも良いでしょう。

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実務者研修で実施する実技とは?

実務者研修はさまざまなスクールがあり、大きくわけて通学形式と通信教育形式があります。
通信教育形式ではテキストやインターネットを利用した学習カリキュラムで自宅に居ながら修了を目指すことができます。

ただし、全てのカリキュラムを通信教育形式で行うことはできず、一部のカリキュラム(介護過程Ⅲ・医療的ケア)は通学をして学習をしていきます。
通学のカリキュラムで中心となるのは実技演習です。
その内容は立ち上がりや起き上がり、ベッドから車椅子への移乗方法といった介助技術を受講者同士で練習していきます。

基本的な介護技術に加えて、実務者研修では「喀痰吸引」と「経管栄養」についても実技を行ないます。
喀痰吸引は口腔や鼻腔、気管カニューレにたまっている痰などの分泌物を吸引器を使って排出させる医療ケアです。
経管栄養はチューブやカテーテルから、胃や腸へ直接栄養を注入する医療ケアです。実務者研修ではシミュレーターを使って実技演習をしていきます。
実務者研修を修了すれば、臨床でこれらの医療ケアを行うことが可能です。
医療ケアは手技を習得するのに苦労する方も少なくないですが、分からないことは講師に聞いて技術を学んでいきましょう。

実務者研修を取得したら介護福祉士を目指そう!

実務者研修は介護福祉士国家試験の受験資格に含まれているため、実務者研修を修了後または、同時進行で国家資格介護福祉士の取得を目指す方が多いです。
介護福祉士を取得すると収入面だけでなく様々なメリットも!介護のお仕事をされるなら、是非介護福祉士を目指されてはいかがでしょうか?

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