介護福祉士の資格に有効期限はあるの?

有効期限がある国家資格といえば、介護支援専門員(ケアマネジャー )がよく知られているでしょう。
介護支援専門員は5年ごとに更新研修を受ける必要があり、有効期限が切れたままでは介護支援専門員として業務を行うことが出来ません。
更新研修には受講料金を支払わなくてはならないこともあり、介護支援専門員の資格を持っていても看護師などの仕事をしているため、資格の更新はしていないという方が多くおられます。
では、介護・福祉分野の職業である「介護福祉士」は資格の有効期限があるのでしょうか?

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介護福祉士は更新の必要なし!

介護福祉士は資格の有効期限はないため、介護支援専門員のように更新研修などはありません。
介護・福祉以外の分野へ転職をしていたり、出産や育児で長い期間にわたって介護福祉の仕事を離れていても、介護福祉士として再び仕事を始めるための手続きや提出書類はありません。
別の職場へ転職をする場合には介護福祉士登録証の提出は必要です。登録証は紛失しないよう大切に保管しておきましょう。

国家資格合格後は早めに登録申請をしましょう!

介護福祉士の国家試験に合格した後は登録申請をしなければなりません。
これは国家試験の合格から特に有効期限はなく、試験の合格が無効になることもありません。
ただし、介護福祉士の名称を用いる(介護福祉士として人員配置をする)には必ず登録が必要なので早めに登録申請をしておきましょう。
なお、登録申請には以下の書類が必要です。
(書類一式を簡易書留で提出すること)

①登録申請書
②登録免許税(9000円の収入印紙)
 ※登録申請書に貼付すること。収入証紙ではないので注意すること。
③登録手数料「振替払込受付証明書」貼付用紙
④登録手数料「3320円分の振替払込受付証明書」等
※貼付用紙に貼付すること
⑤介護福祉士養成施設等の卒業(修了)証明書(対象者のみ提出)
⑥戸籍抄本・戸籍の個人事項証明書・本籍地を記載した住民票のいずれか1通(コピーは不可)
⑦外国の国籍の場合は旅券(パスポート)などの写しが必要

登録証の更新が必要なケース

介護福祉士が業務をしていく上での更新は必要ありませんが、以下については変更等の手続きが必要となります。

・登録事項の変更手続き(登録証を紛失して添付できない場合を含む)【手数料1200円】
・登録証再交付の手続き【手数料1200円】
・現住所のみ変更の手続き【手数料は不要】
・登録者の死亡(失踪宣言)手続き【手数料は不要】

介護の仕事をするなら介護福祉士を目指そう

介護の仕事をするなら国家資格である介護福祉士を取得することで、キャリアアップ・収入アップを期待できます。
また資格取得後、一旦仕事を離れた後も資格があれば再就職しやすいでしょう。

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