実務者研修と介護福祉士受験対策の違いはなに?

実務者研修の勉強をしていれば、介護福祉士の受験対策はしなくてもいいの?
介護福祉士国家試験の受験勉強と実務者研修は何が違うの?

実務者研修修了が介護福祉士国家試験の受験資格の一つになってから、上記のような質問がよく聞かれます。今回は、実務者研修と介護福祉士受験対策の勉強の違いについて解説いたします。
是非最後までご一読ください。

そもそも目的が違う!実務者研修と介護福祉士受験対策

実務者研修で学んだことがしっかり身についていれば、介護福祉士受験に大いに役立つことは間違いないです。
しかし介護福祉士国家試験には、現場で触れることが少ない知識に関する出題もあります。そのためには、介護福祉士の過去問や予想問題に触れ傾向をつかみ対策する必要があります。

よりレベルの高い介護の知識とスキルの習得するのが実務者研修で、介護福祉士試験に合格するための勉強をするのが受験対策です。

実務者研修

介護福祉士の仕事は、社会情勢の変化と共に求められるものが変わってきました。現在この仕事は、高齢者や利用者の方の生活全般を支えて、介護者の家族と一緒に自立に向けた支援を行うことに主眼が置かれています。
そのため、以前より高い知識とスキルが求められるようになりました。

平成29年以降は、養成施設のカリキュラム終了や福祉系大学を卒業などの他に、3年の実務経験だけでは国家試験を受験できなくなりました。
受験資格を取得するためには、介護福祉士実務者研修の受講を終えることが義務付けられました。では、この研修はどのような内容となっているのでしょう。

研修内容

受けるには特別な要件はなく、誰でも受講することはできます。しかし、研修内容が基本的な知識とスキルを身につけていることが前提なので、経験の無い方や無資格の方は初任者研修を受けられることをお勧めします。

カリキュラムは20科目あり、受講にかかる時間は450時間に及びます。研修内容は大別して人間と社会、介護、心と体の仕組み、医療的ケアに分けられ、医療的ケアは経管栄養と喀痰吸引について実技を学習します。

研修は仕事をしながら受けることができます。休日や仕事が終わってからの時間を利用すると良いです。また講座が開かれる日程や時間はスクールにより異なりますので、気をつけください。

介護福祉士国家試験 受験対策の違い

介護福祉士の国家試験は試験当日午前と午後に分かれており、1日を通じて行われます。出題の形式は、全て5つの用意された答えの中から正しいものを一つ選ぶ形です。

試験科目は13科目で、人間の尊厳と自立、介護の基本、人間関係とコミュニケーション、コニュケーション技術の4区分からそれぞれ問題が数問ずつ出て、全125問出題されます。

合格するために

介護福祉士国家試験の筆記試験の合格率は毎年70%前後ですが、比較的高いと言えます。高い合格率には、受験資格に実務者研修修了が必須となり、知識を理解して試験に臨む受験生が増えたことも、影響しているでしょう。

しかし、介護福祉士国家試験の出題範囲は広く、暗記だけでは合格は難しいと言われています。合格するためにはしっかりとした受験対策が必要です。以下に対策注意の要点を挙げます。

〇インプットとアウトプットを意識した勉強を心がけます。

〇模擬試験を受けるようにします。

〇計画的に勉強をすることです。

上記の事柄を常に意識して試験に備えることが大切です。

まとめ

介護福祉士実務者研修は、以前あったホームヘルパー1級と介護職員基礎研修を一本化した後継資格と言えるでしょう。
介護福祉士受験のために受講される方も多いですが、大きな目的は、より専門的な知識、スキルを身に付け質の高い介護サービスを提供することです。

介護福祉士の受験対策の目的は試験に合格することです。試験の傾向を理解しポイントを絞って勉強することが大事です。

一人でも多くの方の介護福祉士合格と介護現場でのご活躍をお祈りしております!!

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