介護助手とは? ~資格、年齢制限、仕事内容について知る~

介護助手の仕事内容とは患者様の見守り、話し相手以外に掃除、シーツ交換など細かな業務を中心にしつつ他職員のサポートをする働き方です。
また資格や年齢制限もないので、どなたでもチャレンジしやすいお仕事となっています。今回は「介護助手とは」について掘り下げて見ていきましょう。

介護助手が生まれた理由

厚生労働省が介護助手を導入する目的は当初、元気な高齢者に高齢者を支えてもらうために発案したものでした。
65歳で定年退職をすると、家で過ごす時間が増え運動不足や健康面のリスクが懸念されます。

そこで高齢者に就労の環境を作り、介護助手として働くことで自らの介護予防や経済面の不安の解消にも繋がると考えていました。
しかし実際には高齢者の雇用のみならず、資格や経験不要、年齢制限も無いので若い世代からも今、注目が集まっています。

高齢者が増える傾向にある現代では、介護業界の人手不足は深刻な問題です。このような場で介護助手は、介護業務の円滑な進行を助ける名脇役であり、介護サービスの充実に貢献する業界を支えるキーパーソンと言えます。

主な仕事内容について

利用者の入浴や排泄、食事介助など身体に触れる内容は、介護職員初任者研修あるいはかつてのヘルパー2級相当以上の資格を持っていないと行えません。
そこで介護助手は、身体介護以外の業務を引き受けます。

主な仕事内容は見守り、レクリエーションや趣味活動のサポート、食事の配膳や下膳、ベッドメイキング、清掃、片付け、物品の整理整頓や管理・補充、利用者の話し相手、認知症の方への対応が挙げられます。

介護助手は介護用品の準備や部屋の清掃など、専門的な介護知識がなくても対応できる作業を担当します。身体介護以外のお仕事のため、介護職員よりも身体的負担が軽く、働ける元気のある高齢者や未経験の方、介護に資格が無い方でも始めやすい内容です。

補足としては通常、無資格であれば「身体に触れる」身体介護はできませんが、介護の現場を体感しながら、仕事を通じてスキルを磨く事も可能です。

介護助手の労働時間

「介護助手の仕事」と「介護職の仕事」を職種として切り分けることは、最近の新しい動きです。資格が不必要な仕事には介護助手を採用したり、外部に委託したりと切り分ける事業所が増えてきています。

ここで介護助手の給与についてみていきます。介護求人パークに公表されている首都圏の介護助手の求人は、時給900~1300円で月給は15万~20万円程度が多く見られます。
介護助手は時給制が多く、派遣スタッフ・アルバイト・パートとしての勤務が中心です。

労働時間や働く曜日、時間帯などは自由度が高く、残業は基本的に求められないため自分に合った仕事をコーディネートしてくれるので、無理なく働く事ができます。
会社を退職し時間が出来た高齢者には、社会に貢献できる事を自分のペースでやりたい方に喜ばれて嬉しい事でしょう。

介護助手の就職先

令和2年9月の全国労働保険施設協会の全会員施設の事前調査で、介護助手の導入の有無は雇用している事業所が1,369施設で63.1%でした。
さらに、その中でも高年齢(60歳以上)介護助手は83%にも達しています。

介護助手の職場はとても幅広いです。例えば、デイサービス、認知症型グループホーム、有料老人ホームや居宅介護事業所、特別養護老人ホームなどもあれば、精神科や整形外科などの病院や医療機関でも勤務する事があります。

まとめ

介護助手は未経験で無資格、年齢にかかわらず働ける仕事です。また肉体的にも精神的にも負担も少なく、初心者にも働きやすいメリットがあります。
夜勤や長時間勤務が難しい子育て中の方にも、体力的な不安があるシニアの方へもベストな職場になるのではないでしょうか。

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