車いすのメンテナンス ~清掃をするケース~

車いすを実際に使われている方にとって、日ごろのメンテナンスは大事なことです。常に正常な状態の維持・保守を意識することで安心して利用することができます。
その一環として、清掃を行うのも保守点検の一つです。今回は車いすの清掃についてわかりやすく紹介いたします。

ユーザーおよびボランティアが行う範囲

車いすのユーザーやボランティアの方が、手入れできる範囲は日常の清掃程度です。故障を伴う整備を行う場合、一般の方が直接いじると車いすに対する保証外になることがあります。

タイヤのパンクは業者及び自転車店で対応できますが、故障をした時は、購入した店へ相談をすることをおすすめします。
専門的な知識を要求されるため、修理を行うと故障する恐れがありますので、日ごろのメンテナンスは清掃程度とされています。

清掃するとき

車いすの清掃は一般の方ができる範囲であり、専門知識を持たずとも簡単に行うことができます。部品は金属と樹脂、シートのそれぞれに分類されます。

金属部分は主にフレームやタイヤスポーク部分が該当し、前者は強く絞った濡れタオルで汚れた部分を拭き取ってから乾いた布で水分を除去し、後者は汚れを落とします。
凹凸部分や汚れの程度が頑固な場合は、水に中性洗剤を足してからタオルを絞り、きれいに拭いてから乾いた布でもう一度拭き取ります。

樹脂部分は肘掛やハンドリム、フットサポートに前輪、手押しハンドル部分が該当します。手入れに関しては、金属部分の頑固な汚れ同様、中性洗剤を入れた水にタオルを強く絞ってから拭き取りましょう。

シート部分の手入れは「日常的」と「汚れがひどい場合」があり、前者はぬるま湯でタオルを強く絞ってからシート部分を拭き取り、きれいな水で濡らしたふきんで仕上げ、最後は乾かすだけです。

後者は汚れの状態を見極めながらひどいと判断した場合、乾いた布に対し中性洗剤を含ませてから拭き取り、その後は水で濡らしてから除去します。
シミ発生の場合は、柔らかいブラシおよびスポンジで除去します。シートを洗う場合はぬるま湯で手洗いしますが、洗濯機は避けてください。

注意点など

車いすのメンテナンスの一つである清掃に関する注意点は、アルコールやシンナーなどの揮発性の高いものを使うと変形や変質、変色リスクが高くなり、ブラシやたわし、磨き粉で磨くときは痛みの原因となりますので避けた方がよいでしょう。

また、水をかけるときは直接かけると錆が発生する原因となるため、柔らかい布を介してから汚れた個所を拭き取ってください。

車いす本体に対する保守及び点検については、安全点検を一ヶ月に一回程度実施し、購入したお店に依頼しましょう。

まとめ

車いすの清掃はメンテナンスの一つであり、専門的な知識を持たない方やボランティアの方でも手入れができます

。清掃するときは雑巾などの布類を複数用意し、乾拭き用と濡らしてから拭き取りをするためのものを用意しておきましょう。

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