デスクワークがメインとなる介護福祉系資格4選

介護職で働きたいという気持ちはあるけれど、体力にあまり自信がないという理由で諦めてしまう方もいることでしょう。
今回はそんな方におすすめのデスクワークがメインの介護福祉系資格を紹介します。介護職を諦める前に、検討してみてはいかがでしょうか。

介護支援専門員(ケアマネージャー)について

利用者やそのご家族と相談をしながら、「介護サービス計画書」を作成し、利用者に合ったサービスを提案する仕事です。

また、利用者の代わりに介護認定の申請および更新手続きを代行することもあります。この資格を取得するためには、介護支援専門員実務研修受講試験を合格しなければなりません。
これは公的資格で、各都道府県で受験することが出来ます。

介護支援専門員の必須条件とは

次のうちいずれかに当てはまれば受験可能です。条件1つ目は、介護福祉士・医師・栄養士などの特定の国家資格を取得していて、実務経験への従事期間が通算5年以上かつ従事日数が900日以上あることです。

2つ目の条件は、生活相談員、相談支援専門員、支援相談員、主任相談支援員などで従事期間が通算5年以上且つ、従事日数が900日以上あることです。受験料の目安は7000円~9000円です。

介護事務管理士について

JSMA技能認定振興協会が認定している資格で、1月・3月・5月・7月・9月・11月の奇数月に全国主要都市で試験が行われます。
介護保険制度や介護請求事務等に関するマークシート形式の試験と、レセプト点検および作成の実務試験があります。

必須条件は特になく、どなたでも受験可能です。受験料は6500円となっています。指定されている通信講座を受講している方は、自宅受験も可能となっています。

ケアクラークについて

日本医療教育財団が認定している資格で、介護事務に必要な技術と知識に加え、コミュニケーション力や高齢者と障害者の心理、それから一般医学の知識も身に着けることが出来ます。
1月・5月・9月に各都道府県の公共施設にて試験が実施されています。

学科と実技それぞれ70%以上の得点率をクリアすると合格です。受験料は6900円で、どなたでも受験可能です。

介護報酬請求事務技能検定について

日本医療事務協会が主催する資格で、主に介護報酬請求事務に関する知識や技術を身に着けられます。必須条件として、日本医療事務協会が認定する介護事務講座の修了者または専門学校・大学からの受験申請が必要です。

講座は通学と通信の2種類から選べます。試験は偶数月の第3日曜日に実施され、会場は開催月により異なるため主催者のホームページを確認して下さい。受験料は6480円です。

参考ページ
日本医療事務協会ホームページ

まとめ

この様に、介護福祉の仕事には様々な職種があり、現場で力仕事をする事が困難な方でも、デスクワークがメインの介護職なら問題なく働くことが出来ます。
また一部で事務関連の資格の場合、必須条件も少なく、年に複数回試験が実施されていて習得しやすいので未経験の方にもおすすめです。