【介護士2年目~】取るべき資格6選

介護現場では、職員の資格取得によるスキルアップを推奨しているところがほとんどです。働きながら無理なく資格を取ることが可能なのです。
今回は、介護士が2年目以降に取るべき資格にはどのようなものがあるのかについて紹介していきます。

介護福祉士の資格について

介護職を継続していきたいと考えている方におすすめの資格が、「介護福祉士」です。これは、需要が高いと言われている介護の資格で唯一の国家資格となり、就職先の選択肢を増やすことが出来ます。

また、介護施設の指導者として働くことも可能です。介護福祉士の資格を取得する方法は複数ありますが、介護士として3年間働いた方であれば養成校を卒業していなくても国家試験の受験が可能(その他受験要件あり)となります。

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認定介護福祉士の資格について

認定介護福祉士とは、介護福祉士の上級として2015年からスタートしたもので、民間資格の1つです。介護福祉士のスキルアップを目指せるもので、介護士の総合的な知識を身につけることが出来ます。
この資格を取得するには、介護福祉士の5年以上の実務経験および600時間の長い研修カリキュラムを受講しなくてはいけません。

介護支援専門員の資格について

介護支援専門員とは、ケアマネージャーとも呼ばれている公的資格で、5年以上の実務経験および「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格した方が取得出来ます。
医療現場でも役立つ資格で、介護職以外でも働くことが可能となります。

仕事内容は、利用者のケアプランを作成・提案することです。主にデスクワークなので、体力が無くなった時にも活かせる資格です。
介護現場の上級として2015年からスタートしたもので、民間資格の1つです。介護福祉士のスキルアップを目指せるもので、介護士の総合的な知識を身につけることが出来ます。
この資格を取得するには、介護福祉士の5年以上の実務経験および600時間の長い研修カリキュラムを受講しなくてはいけません。

認知症ケア専門士の資格について

認知症ケア専門士は民間資格で、認知症に関する知識が身に付くだけではなく、上級資格まで取得すれば地域で認知症のアドバイザーとして講習会を開くことも出来ます。
3年間の実務経験が受験の条件となっています。年々認知症の高齢者が増えているので、介護の現場で活かせる資格の1つと言えるでしょう。

介護予防運動指導員の資格について

介護予防運動指導員とは、介護または医療関連の資格を取得した方が取得でき、2年以上の実務経験が必要です。
高齢者の体調に合わせた機能トレーニングや運動の指導を行える様になります。

高齢化が進んでいる日本では、メディアなどでも「介護予防」を呼びかけていることからも分かる様に、この資格を持った人材は様々な現場で活躍が期待されています。

喀痰吸引等研修の資格について

最後に、もっと介護スキルをアップさせて職の幅を広げたい方におすすめな「喀痰吸引等研修」を紹介しましょう。医療ケアを必要としている利用者に対して、痰の吸引・経管栄養のケアが行えます。

資格取得する方法は、各都道府県にある研修機関にて講義・筆記試験を受け、介護現場での演習・実地を受講する必要があります。

まとめ

介護士として働いてから2年目になると、現場の雰囲気にも慣れて少し心に余裕が生まれ、キャリアアップを考える時期に入ることでしょう。
今回は働きながらでも取得可能な資格6選を紹介しました。参考になれば幸いです。