【初任者研修】介護現場以外での活かし方

「介護の資格を取ったけど、仕事以外でも活かせるの?」、「介護現場以外でも働いてみたい」という介護士の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、初任者研修の介護現場以外での活かし方についてご紹介!

介護の資格を取る理由は、意外にも介護現場で活躍する事ばかりではないようです。それぞれの環境や背景に応じて介護資格を必要とする理由が存在しました。
是非最後までご覧ください!

初任者研修とはどのような資格

人のお世話をする事が、介護職の基本と考えますが、その為に必要となる実践的な技術や知識が役立つ事につながる初任者研修の取得は、介護職のスタートとなる位置づけです。
介護の基本的知識を活かして、学んだ技術で利用者に対して適切な対応ができる事になります。

介護にたずさわる者としては、介護の基本理念や施設の理念共有が重要となるので、決して無駄にはならない資格です。
この資格は生活の継続性や人格の尊重、利用者に対する自己決定などが理念として認識され介護職に向き合う事ができる資格なのです。

介護現場以外の活かし方

ある人は初任者研修の資格で得た知識と技術をどのように活かしているかと言うと、通常なら仕事の為だと予想されますが、夫婦での連れ添い相手に介護が必要になった場合の助けになるようにと、資格を取得した事がわかりました。
このような理由もあっていいのです。それぞれの置かれた環境で初任者研修の資格も役立つものになるのです。

1.就職や転職する場合に活かす

「介護現場以外の考え方」としてかなり多いのが、就職や転職に有利に運ぶ為の材料として活かす事です。医療や介護および保育関係の資格は、どこでも必要とされているのが現状です。自分が取得した知識や技術を、就職に活用するのは極めて当然の事でしょう。

初任者研修取得後に、福祉車両のドライバーや、介護タクシーの運転手のお仕事で活躍される方も増えました。

2.介護資格のキャリアアップの為

福祉資格にあるキャリアアップとしては、向上心の為にも必要な事です。関連するキャリアアップは、実務者研修から国家資格である介護福祉士を目指します。そこから更に上の「認定介護福祉士」「ケアマネージャー」「認知症ケア専門士」など、他の資格まで取得する事で、いろんな可能性を広げる事ができるのです。

3.資格による給与のアップを目指す場合

初任者研修はスタートとなる介護の為の資格ですが、あるとないとでは待遇面や給与に影響する場合も多くなります。更にステップアップして上を目指す事で、給与面での優遇が期待できます。

4.自分自身の身内に対する介護の為

介護の現場以外にも、家族の中で事故や病気、先天性の障がいなどがあった場合には、自ら介護をしなければなりません。そのような場合にも初任者研修で修得した知識や技術を活かして家族の為に手助けする事ができるのです。

5.サービス業などへの他業種で働く為

介護の仕事は、奉仕の仕事であり、言い換えればサービス業などと同じ考え方に基づいています。何かをしてあげたい、役に立ちたい、喜んでもらいたい、必要とされたいなどは、サービス業など他の業種でも活かす事ができます。
またプライベートにおいても、地域交流の場において、介護の理念や知識を応用して地域の活性化にも役立つ事でしょう。

まとめ

初任者研修を取得する事で介護現場以外の活かし方について紹介しましたが、培った知識や技術は、決して無駄になる事はありません。介護の精神はサービス業と似たような性質を持っていますので、仕事や地域社会の為の交流にも活かす事ができるのです。