今から間に合う!介護福祉士受験対策

年末が近づくと、介護福祉士国家試験を受験される方にとっては最後の追い込みの時期ですね。介護福祉士の受験対策が万全な方がいらっしゃる一方、仕事や家庭のことで勉強時間が確保できず、受験対策が不安な方もいらっしゃるのでは?
今からでもまだ大丈夫ですので、あきらめずに頑張りましょう。今回は介護福祉士の資格を取る為に、今から間に合う介護福祉士受験対策を紹介いたします。

介護福祉士の受験資格について

働きながら学んでいる実務者研修修了および見込み予定や、実務経験以外のルートの養成施設や、福祉系高等学校および外国人向けの経済連携協定(EPA)においても受験を受ける条件があります。

2021年度(第33回)の場合は、実務経験ルートでは試験概要が以下のようになります。

・筆記試験日程:令和3年1月31日(日)

・試験条件:「実務者研修の修了」もしくは「介護職員基礎研修・喀痰吸引等研修」および実務経験3年以上が条件となります。
ただし、実務者研修では研修過程において修了予定が3月までに取得可能な場合でも受験資格を認めていますので、実務者研修修了見込み証明書の提出を行って下さい。

・就業期間について:3年は1,095日以上となり、それに加えて従事した数が540日以上である事が実務経験の内訳となるので、受験前までに条件のクリアを確認しましょう。

今から間に合う受験対策を紹介

受験の条件からわかるように、まだ在職中の方で3月までに実務者研修の修了が見込める場合には、筆記試験を受ける事が可能です。
ただし、受験の申込期限が、第33回試験の場合は、2020年9月30日(消印有効)までですので、それを申込している場合のみの対象とさせていただきます。

今までの勉強方法

1.過去問題が重要
特に過去問題の3年分を徹底的にこなしていき、不得意分野を意識して頭に何度も記憶していきます。苦手な分野を意識する事も大切です。
過去問では今までの勉強で何が足りなかったのかわかります。自分の実力を認識して、それに合わせた勉強計画を立てていく事です。

2.全教科必ず得点する為の基礎学習
試験合格の絶対条件として、全教科の出題に対して分野ごとに1問以上の正解が必要なので、苦手な分野は基礎的な理解力を身に付ける必要があります。

3.出題形式に沿った勉強方法
国家試験の出題形式は、今のところ五肢択一による問題になっており、5つの中から選ぶ方式を取っています。
自信がない場合の考え方は、間違っている解答を消去していき、最後に残った答えを選んでいきます。
普段から消去スタイルを取っていれば、正解を探すよりも早いかもしれないので、無難な解答手段として消去スタイルに慣れておきましょう。

4.わからない問題の対策
本番に向けた時間配分を意識して実践並みの模擬試験に参加しましょう。その中で意識したい事は、難しい問題にあたった場合には、次に進む事を意識して、とりあえず選択してやり過ごす事です。
全問正解をする必要はないですが、全問を答える必要があります。合格ラインを超える為には、難問に時間を割くよりは、他の問題で加点できるように、ペース配分を意識しましょう。
模擬試験は本番ではないので、結果から対策を練る事が重要です。

これからの受験対策

受験直前の対策では、苦手分野の基礎学習と過去問題の反復練習につきる事です。過去問題で不正解だった問題をチェックして次の問題集に進む前に不正解の復習とその基礎を確認していきましょう。 何よりも大事な事は、受験前ですので、体調管理に注意しながら勉強時間が長すぎないように気を配る事です。集中できない時は気分転換も必要です。

1.受験勉強は集中できる時間帯を選び3時間程度で確実に理解する事

2.時には気分転換や休みも必要

3.体調管理に気を付ける事
これまでの試験勉強を無駄にしない為にも体調管理において、寒さ対策に気を使い風邪など引かないように万全な状態で試験にのぞむ事です。

まとめ

介護福祉士国家試験に向けて勉強を今まで続けてきた事と思います。今から間に合う受験対策は、基礎的な勉強の上に成り立ちます。
介護福祉士受験対策の重要なポイントを踏まえた勉強方法を続ける繰り返しにつきるのです。体調管理を万全に備えて試験に向かい合格できる事を願っています。

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