【介護福祉士国家試験】本番で緊張しないしない方法|模試活用編

毎年1月に実施される介護福祉士国家試験。はじめて受験する方も、今度こそ合格したい方も「本番で緊張して力を十分発揮できるか心配」していませんか?
受験本番で緊張するのは自然のことで、緊張しない人の方が少ないでしょう。受験において、受験勉強ももちろん大切ですが、模試などで試験慣れしておくことで本番の疑似体験ができ、あなたの心配や不安をすこし和らげてくれるかもしれません。
今回は介護福祉士国家試験の模試とその受験対策についてお話ししましょう。

介護福祉士へ向けてさらなるステップアップ

介護福祉士へ向けてわりと初歩的な初任者研修から学んできた方もいれば、上の資格とされる実務者研修を取るなどや、さらに他の資格取得ルート別で学び、介護福祉士を目指している方もいろいろいるでしょう。
介護福祉士では試験が年一度しかないため、試験では緊張せず落ち着いて、実力を発揮したいですよね。

本番で緊張しないためにも

介護福祉士として欠かせないのが国家試験です。その前には実務者研修の修了と実務経験3年の二つをクリアしなければならないのです。
いきなり介護福祉士国家試験を受けたところで本番では何もできないままで終わる事もあります。 実際に国家試験を受けたとしても、何も対策をせずに臨んだ場合は、緊張するしないの問題ではなく、試験の場においても何をどうすればいいのかさっぱり分からないままで終わる事になります。
あの時もっと勉強しておけばよかったとなる前に。試験勉強は万全にしておきましょう。

本番の緊張対策としては、模試とその受験対策をしておくのがベストです。

模試を会場で行う場合

模試は、本番さながらの環境で自分の腕前をどこまで通用するかを試す、試練の場を意味しています。開始までの間は福祉の仕事をしながら今まで学んだ事を振り返り、申し込みが解禁されたら必要な項目などを記入してから送ります。

その後自宅に受験票が届くので、当日にはそれを持参して会場入りをし、試験を受けてから結果の合否が届くといった流れです。
会場模試では実際の試験と同じ環境で受けるのが強みであり、自分にとって現状の問題点、対策を分析してくれるほか順位までも把握できるため、実力はどの程度なのかを知るチャンスでもあるわけです。

自分が得意と苦手それぞれの分野が結果を通じて把握でき、本番に向けてどのようにしていけば克服できるのか、あるいはそれをさらに活かしておくのかが会場模試の特徴です。

自宅で行う場合

仕事が忙しくて、会場模試当日はどうしても休めないといった環境で働いている方にとって、自宅模試が用意されています。
会場では独特の緊張感に押しつぶされないか、自分に自信を持てなくなるかといった不安がある方にとっても、自宅ならば静かな環境さえできれば集中できるといった利点を活かせます。

申し込みについては会場模試と共通していますが、模擬試験の問題用紙が手元に届いたらその時点でスタートしたり、勤務先が休みの日を活用したり、帰宅後すぐに取り組みたいなどといった様々な状況で模試をスタートできるのが特徴です。

なお、試験完了後は採点センターへ郵送する形となりますが結果については約2週間後に手元へと届くわけです。全国のランキングに関しては1月中旬までに分かるので、それまでの間は待ってもらう事になります。

直前までの受験対策

模試であってもやっている内容は本番とほぼ同じ環境ですので、雰囲気に慣れてもらう意味でも受験対策を行っているスクールが存在します。
過去の問題などを中心に学習しますが、講師陣はいずれもベテランぞろいで、少しでも多くの点数が取れるよう、しっかりと勉強を教えてくれるわけです。

過去の介護福祉士国家試験を分析して、この問題は出題される可能性があるのではと言ったポイントに関しては重点的に学習できるので、自分が働いている介護福祉業の勤務スケジュールを見極めながら選ぶとよいでしょう。

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まとめ

介護福祉士として志す方にとって欠かせない国家試験ですが、その模試と受験対策についてお話ししました。
本番直前だとどうしても緊張して失敗リスクが高くなりますが、模試はともかく、その受験対策は本番をイメージするうえで大事な項目ですし、しっかりと学びながら本番に向けていつでも受験できるといった気持ちを持ちたいものです。