介護福祉士の合格率と効率的な勉強法

高齢化社会において介護福祉士に寄せる期待はとても大きなものになってきています。介護の現場で活躍されている介護士にとって介護福祉士の国家資格を目指すことは、スキルアップにつながるだけでなくその後のさまざまな資格のステップにもなります。
今回は、介護福祉士の筆記試験の合格率と基準や介護福祉士の勉強法などについてみていきましょう。

介護福祉士の合格率と基準

介護福祉士の合格率は、直近10年をみても第3回の48%以外は、平均で60%以上を推移しており、決してほかの国家資格と比べて難易度が高いとはいえませんが、それでも国家資格ですので、早いうちから受験対策はしっかりとおこなうことが重要でしょう。

それでは、下記で介護福祉士の筆記合格基準について令和元年度(第32回)を参考にみていきましょう。
・回答率:125点に対して得点77点以上正答
・11科目群の中のすべてにおいて最低1問は、正解していなければいけません。

なお、毎年総得点の60%程度を基準点とし、その年の問題の難易度により補正されて合格点が変わってきます。

介護福祉士受験に向けての効率的な勉強法

1.過去問や予想問題を徹底的に解く
過去問題や予想問題などを解くことでこれまでの出題傾向を知り、分からないところは調べ反復する。また自分が苦手な分野や得意な分野を知ることで、勉強のスケジュール方法を立てやすくなるでしょう。

2.実践しながら学ぶ
介護の仕事に従事している場合、自分の苦手分野などで仕事を通して実践の中から学び、それでも分からない時は、疑問点を先輩や同僚、看護師や理学療法士などに聞く事も勉強になります。

3.介護福祉士受験対策講座を受講する
独学での勉強だと、どうしても後回しになり、メンタル的に続かないことが多いため効率的に学ぶには、介護福祉士国家資格講座や受験対策講座を受講することが一番のおすすめです。

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介護福祉士の誕生と背景を知ろう

1980年代に帰る場所や居場所がない高齢者が特に病気でもないのに入院をせざるをえない、いわゆる「社会的入院」が増え問題化しました。
これにより老人保健法が施行されその後高齢者の増加に対応するため介護福祉士法が1987年に誕生しました。
そして2000年には、行政機関が措置制度として高齢者自ら介護サービスを選べる契約制度の介護保険法がはじまったのです。

介護福祉士の活躍が求められる2025年問題

2018年の統計によると日本の総人口約1億2600万人に占める高齢化率(65歳以上人口)は、約3550万人と総人口の28.1%となり、約3人に1人が高齢者となっています。
これらは、団塊の世代(1947年~1949年生れ)戦後のベビーブームに生まれた年齢層が人口を占める割合が多く2025年には、団塊の世代の方が75歳を迎えるころ、要介護度が高くなり認知症患者数も増えると予想されています。

まとめ

高齢者が増えて複雑多様化する介護のニーズに対応するため、とても大きな役割を担う介護福祉士ですが、介護のプロとしてぜひ介護福祉士の資格を目指して欲しいと思います。