介護福祉士国家試験の申し込み方法

介護福祉士は、数ある介護の資格の中でも唯一の国家資格です。この資格を取得すると、全国どこでも、国に認められた介護職員として活躍できます。
一度取得すると更新などがないことから介護職員には人気のある資格ですので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

介護福祉士国家試験の受験申し込み方法

1)まずは「受験の手引」を請求します。
<WEBから請求する場合>
社会福祉振興・試験センターホームページの「受験申し込み手続き」のページにある画像をクリックします。
<郵送で請求する場合>
表面:〒150-0002東京都渋谷区1-5-6公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
裏面:あなたの「郵便番号」「住所」「氏名」「電話番号」「必要人数(例:介護福祉士受験の手引1人分)」と記載し投函します。
遅くとも受付期間締め切り1週間前までには請求しましょう。受験の手引は1人につき、1部のみ請求できます。予備を請求することはできません。
詳しくはコチラ▶公益社団法人 社会福祉振興・試験センター

2)受験の手引が届いたら、すぐに中身を確認しましょう。
なお、必要書類は区分によって異なります。区分は以下のように分けられます。
区分1:介護福祉士養成施設を卒業した方
区分2:3年以上介護等の業務に従事した方
区分3:3年以上介護等の業務に従事し、介護職員基礎研修及び喀痰吸引等研修を修了した方
区分4:新カリキュラム高校(専攻科を含む)を卒業した方
区分5:特例高校(専攻科を含む)を卒業し、9ヶ月以上介護等の業務に従事している方
区分6:旧カリキュラム高校(専攻科を含む)を卒業した方
区分7:経済連携協定(EPA)であって、3年以上介護等の業務に従事をしている方

3)必要書類を準備します。
必要書類の中でも、特に早く準備しておきたいのが「実務経験(見込)証明書」です。これは、働いている事業所に記入してもらう必要があるので、早めに依頼をしておきましょう。

4)受験料を支払います。
受験料は受験の手引に同封されている払込用紙を使用して支払います。支払い後に受け取る「振替払込受付証明書(お客さま用)」を「受験手数料振替振込受付証明書貼付用紙」に糊付けしましょう。 必ず金融機関の窓口で支払いをしましょう。ATMやネットバンキングからの払込は認められていませんので注意が必要です。

5)必要書類を郵送します。
必要書類が揃ったら、受験の手引に同封されている封筒に入れ、申し込み締切日までに間に合うよう郵送をしましょう。
また、郵送は、必ず「簡易書留」で送りましょう。ポスト投函はできないので、郵便局の窓口が開いている時間帯に行きましょう。

受験申し込みの際に注意すること

介護福祉士国家試験の受験申し込みにあたって注意したいこと以下にまとめております。

〇顔写真について:顔写真は受験申し込み前の6ヶ月以内に撮影した顔写真となります。カラーで撮影してください。サイズは縦4.5×横3.5センチです。正面を向き、肩から上、帽子は被らないでください。試験中に眼鏡を着用する方は、眼鏡を着用して撮影をします。写真の裏面に氏名を記入してから糊付けを行います。

〇実務者経験証明書の訂正について:訂正する場合は、必ず証明権限を有する代表者の職印で訂正をしてください。

〇実務者経験証明書の内容について:証明権限を有する代表者(理事長・施設長等)が作成・証明してください。

まとめ

介護福祉士国家試験は年に1回しか行われません。毎年1月の最終日曜日に筆記試験、3月の第1日曜日に実技試験が行われています。
この日程に間に合うよう受験資格である実務経験が満了になるようスケジュールを考えましょう。