ガイドヘルパーの資格「同行援護」について

訪問介護事業所などで、視覚障がい者などが安心して移動や外出をできるように援助する資格を持った人を「ガイドヘルパー」といい、障がい者の外出支援をすることを「同行援護」といいます。今回は、この同行援護をおこなう「ガイドヘルパー」の援助の内容や資格取得方法について説明していきましょう。

ガイドヘルパーとは?

ガイドヘルパーとは、正式名称を「同行援護従事者」といいます。障害を持つ人が外出する場合に同行して援助をおこないます。対象者のほとんどが視覚障がい者ですが、その他「視野障害、夜盲」などの障害を持った方の援助もおこないます。

ガイドヘルパーがーの援助内容とは?

〇交通機関を利用するための介助 〇車イス利用者の介助 〇外出前後の衣類の着脱介助 〇視覚障がい者の食事・排泄の介助 〇食事や買い物の代読の援助 〇旅行などに行く場合の援助 〇映画館などの娯楽施設へ行くときの援助 時には市町村役場や福祉事務所などの公共機関で、代筆や代読・その他のコミュニケーションの支援などをおこないます。

同行援護従事者になるためのカリキュラム

一般課程の研修科目と時間は講義12時間、演習8時間の合計20時間となります。 【講義】 1. 視覚障がい者福祉サービス 2. 同行援護の制度と受持者の業務「1時間」 3. 障害・疾病の理解Ⅰ「2時間」 4. 障がい者の心理Ⅰ「1時間」 5. 情報支援と情報提供「2時間」 6. 代筆・代読の基礎知識「2時間」 7. 同行援護の基礎知識「2時間」 【演習】 1. 基本技能「4時間」 2. 応用技能「4時間」 応用課程は合計で12時間となります。 【講義】 1. 障害・疾病の理解Ⅰ「1時間」 2. 障がい者の心理Ⅰ「1時間」 【演習】 1. 場面別基本技能「3時間」 2. 場面別応用技能「3時間」 3. 交通機関の利用「4時間」 〇訪問介護事業所などで援助をする場合は、この資格が必須となります。

同行援護の体験談

私は、訪問介護事業所で同行援護の担当をしたことがあります。同行援護というとほとんどの対象が視覚障害なのですが、私の担当した方は道が分からない障害のため一人で外出が困難な方でした。 その方は、買い物と漫画を読むのが好きで月に2回の同行援護サービスで行く買い物を楽しみにしていました。買い物のルートは、毎回決まっていて約2㎞の距離をゆっくり話をしながら歩き、日用品の買い物と漫画本を購入して帰ってくるというコースでした。 これまで視覚障害の同行援護の支援は、施設介護で経験がありましたが、外出困難者の障がい者・同行援護ははじめてでしたので、とても良い経験となりました。

まとめ

ガイドヘルパーは視覚障がい者やその他、外出が困難な障害を持った人にとってなくては、ならない資格です。ガイドヘルパーの役割は、同行援護を通して障がい者の行動範囲を広げるばかりでなく、障がい者に寄り添う援助ができるといいですね。

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