社会福祉士の資格を得るための受験までの道のり

社会福祉士を目指す方へ資格取得までの流れを見ていきたいと思います。仕事として社会福祉士に憧れる方も多くいると思いますが、そこと達するまで道は長いようです。
すぐになれる仕事ではないようです。では、今自分がどの場所に立っていてどのようなルートを辿っていけばよいのかを見ていきましょう。
そうすることによってできる限り素早く憧れの仕事、社会福祉士の資格を取得することができ、社会福祉士として働くことが出来るでしょう。

■社会福祉士になるには

まず社会福祉士は国家資格となっています。社会福祉になるには年に1回行われる「社会福祉士国家試験」での合格が必須となります。
また、受験するためにはいろいろな方法があり「受験~資格取得」まで12通りの方法があります。自分がどのルートのどの場に立っているのかをチェックし資格取得までの流れを予め作り上げていた方がよいと思います。

■社会福祉士資格取得までの12通りの道

では、実際にどのような道のりがあるのか見ていきましょう。

①福祉系大学4年(指定科目履修)
②福祉系大学等4年(基礎科目履修)短期養成施設等(6ヶ月以上)
③一般大学等4年一般養成施設等(1年以上)
④福祉系短大等3年(指定科目履修)相談援助実務1年
⑤福祉系短大等3年(基礎科目履修)相談援助実務1年短期養成施設等(6ヶ月以上)
⑥一般短大等3年相談援助実務1年一般養成施設等(1年以上)
⑦福祉系短大等2年(指定科目履修)相談援助実務2年
⑧福祉系短大等2年(基礎科目履修)相談援助実務短期養成施設等(6か月以上)
⑨社会福祉主事養成機関相談援助実務2年短期養成施設等(6ヶ月以上)
⑩一般短大等2年相談援助実務2年一般養成施設等(1年以上)
⑪相談援助実務4年一般養成施設等(1年以上)
⑫児童福祉司、身体障害者福祉司、査察指導員、知的障害者福祉司、老人福祉指導主事実務4年短期養成施設等(6ヶ月以上)

どの道を通った場合でも、最終的に資格取得とするためには、社会福祉士国家試験に合格する必要があります。
こうして見ていくと、どのルートを選んだとしても4年以上もの時間をかけて、社会福祉士に求められるスキルを培う必要があるというわけです。

■国家試験合格に向け

社会福祉士の国家資格の合格へ向け、1年間で300時間以上もの時間をかけ専門的な勉強をしていきます。
福祉の法律、制度、医学や理学をはじめとする幅広い専門分野について学習する必要がある専門知識はもちろん、一般教養も含めて身に付けることが必要です。