最近疲れがたまっているのか肩や首周りの血行が悪くなってしまうと、顔色に影響したり髪に栄養がいかなくなったり頭痛や肩こりといった症状が現れます。主な原因は長時間同じ姿勢のディスクワークや、ストレスなどで放置していると慢性化する危険があり、普段からスマホを見たりやパソコンで作業をしている方は、日ごろから対策が必要です。血行不良の改善にはリンパのマッサージがとても効果的ですし、褥瘡の予防・改善にも効果があります。今日は、簡単に自分だけでできるマッサージ方法をご紹介したいと思います。
■リンパマッサージによる血行不良の改善
リンパには細胞に不要になった老廃物を排出、細菌や異物から体を守る、ウィルスや病原体に対抗する抗体を作る役割があります。リンパが滞ると体がむくんだり肌の新陳代謝に影響します。
■首のマッサージ
耳の裏を指で押し込んでマッサージしてやると全身のリンパの流れがよくなります。
肩が凝っている場合は耳の後ろのマッサージからそのまま首に下がるようにマッサージしてください。力任せに押し込んでしまうとかえって凝りが悪化することもありますので気を付けましょう。
■肩のマッサージ
肩こりについては肩だけでなく首、腕、鎖骨近辺などをゆっくりマッサージしていきます。
■腕のマッサージ
脇の下に指をあて、息を吐きながら押し込んでいきます。腕の外側を手首から脇の下まで手を密着させて擦り上げる。
■鎖骨周りのマッサージ
鎖骨の下を胸の真ん中から脇の下に向かってさすり優しくリンパを流す。次に鎖骨上部のくぼみを肩先から真ん中に向かって手のひら全体で優しくさする。
■首のリンパを流すマッサージ
両手を使い、耳から鎖骨の真ん中と肩先に向かってこする形でリンパを流す。
■足の内側のリンパの流れを促すマッサージ
手のひらを足の内側に密着させ、足首から付け根までリンパを流していく。
■脚の外側のリンパの流れを促すマッサージ
脚の外側を足首から太ももにかけてこすり上げる。凝り固まっている箇所に関しては特に重点的にに行う。
■お尻のリンパの流れを促すマッサージ
骨盤に両手をあてて、尻の内側から外側に円を描くようにマッサージする。
■腰回りのリンパの流れを促すマッサージ
体の横から両手をぴったりあてて、脇から太ももまで擦りおろす様にマッサージする。
■まとめ
マッサージは血行改善に大きな力を発揮しますが、褥瘡の改善を目的とする場合は、必要以上に皮膚組織に負荷をかけるような方法では行わないこと大切なポイントとなってきます。
褥瘡ケアには効率的な予防・改善を期待できる、Relafeelの併用も検討することをお勧めします。