介護福祉士取得に向けた勉強内容から介護のポイントやスキル把握しよう!!

介護福祉士とは、基本的に介護を必要とする人のサポートです。もちろん、身体の介護・介助だけではなくいろいろなサポートが必要となります。では、他にどのようなことを勉強していけばいいのかをまとめてみました。介護福祉士の勉強内容については次の通りです。

■試験科目から見る、勉強内容

合格には平均60%ほどの点数が必要です。1科目でも0点があると不合格になってしまいます。主な試験科目は以下の通りです。

①人間の尊重と自立
②介護の基本
③人間関係とコミュニケーションとコミュニケーション技術
④社会の理解
⑤生活支援技術
⑥介護過程、発達と老化の理解
⑦認知症の理解
⑧こころとからだのしくみ
⑨総合問題

また、介護福祉士国家試験には実技と筆記があります。両方に合格しないと介護福祉士の資格取得は難しいですが、これらの試験科目が実技の上でどのように関連していくか、次に記載する介護福祉士に求められる業務と照らし合わせてみます。

◎生活のサポート
【対応試験科目】①②③⑤
料理を作ったり、食事の準備をしたり、部屋の掃除や周りの整理整頓など日々の生活に必要な動きのサポートをしていくのも介護福祉士の仕事です。特に、利用者の住宅に行ってサポートをする在宅介護・訪問介護は仕事の割合が増えてきます。簡単な作業にも思えますが利用者の住宅によってやり方も変わってきますので利用者のニーズも理解する力が求められるでしょう。

◎メンタルケア
【対応試験科目】①②③④⑤⑥⑦⑧
利用者の心をサポートすることも介護福祉士の仕事のひとつです。話し相手になる・疲れを癒しに変えてあげることが重要となり、また近所の人や施設の人と交流をとるなどして利用者の心の癒しを作ってあげることも介護福祉士の仕事です。

◎家族とのコミュニケーション
【対応試験科目】①②③④⑤⑥⑦⑧
介護についての家族への相談や指導なども仕事ですので、利用者に対してこういう介護を必要とするなどの相談も受け付ける仕事も介護福祉士のやることです。また、こちらから利用者の家族にお願いをする場合もありますので家族とのコミュニケーションは大事なことなのです。

■身体介助スキルは重要ポイント

日常生活に必要な身体の動きができない人のサポートしていくのが介護福祉士の仕事となっています。このため、②介護の基本と⑤生活支援技術は、どの業務分野でも求められていることから、身体の介助については十分な勉強をしておく必要がるといえます。

例えば、着替えの補助・入浴の補助・食事の補助・排泄の補助などがあります。また、手足が不自由な人はベッドから立ち上がりの補助や歩行の補助も仕事に加わってきます。

■まとめ

介護福祉士は、実務経験が必要とされるため資格試験までの道のりが少し長いです。試験は60%の合格率になっていますので長い目でじっくり介護福祉士の勉強に取り組んでいけば合格の確率は高いと思いますので、焦らずゆっくりと合格にむけて頑張って下さい。