実務者研修には取得後からいつまで有効期限があるのか?

介護の資格には、5年に一度更新研修を必要とする介護支援専門員等の資格がありますが、実務者研修は更新義務が設けられていません。では実務者研修の取得にはいつまでかかるのでしょうか?

実務者研修取得方法及び要件

実務者研修は介護未経験者の無資格者でも受講可能です。持っている介護資格によって、実務者研修の受講時間がそれぞれ違い、無資格者の場合は約6カ月間を要します。以下がそれぞれの時間になります

・介護職員初任者研修修了者(320時間)
・旧ホームヘルパー1級取得者(95時間)
・旧ホームヘルパー2級取得者(320時間)
・旧ホームヘルパー3級取得者(420時間)
・介護職員基礎研修修了者(50時間)
・無資格者(450時間)

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実務者研修を受けるメリット

・実務者研修は国家資格ではありませんが、介護現場で介護についての知識・技能があることの証明になります。

・実務者研修を修了すると、サービス提供責任者になって働くことができ、介護支援専門員との連絡調整やホームヘルパーの派遣先管理業務などを行うことができます。

・たん吸引や経管栄養が学べるので、介護をきちんと学びたいという人に向いています。

・介護業界でステップアップを望むには欠かせない資格といえます。介護福祉士国家試験の受験資格を取るためには平成28年度(第29回)の試験から、実務経験ルートでは「実務経験3年以上」と 新しく「実務者研修」を修了としていることが受験要件に加わっています。

介護福祉士試験受験するには、いつまでに実務者研修を修了?|実務経験ルートの場合

介護福祉士試験の受験資格は「実務経験3年以上」+「実務者研修修了(見込)」が必要です。まずは実務者研修の修了予定日を確認しましょう。

受験申込の時、実務者研修を修了としていなくても、修了見込証明書の提出で申し込むことができます。2018年1月試験では、2017年12月31日までの修了予定が条件となっていました。
その後実務者研修が修了した時、提出期日までに「実務者研修修了証明書」を送ることを忘れずに行いましょう。

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■まとめ

実務者研修は一度取得すれば有効期限はありません。介護福祉士試験を受けるにあったっては(実務経験ルートの場合)実務者研修が修了もしくは修了予定見込+実務経験3年以上。(実技能試験免除)
年1回しかない介護福祉士受験の申込み手続きは、第31回試験では、平成30年8月上旬から9月上旬頃の予定となっています。
第31回試験は平成31年1月下旬の予定となっているので、今年の12月までには実務者研修を修了するように計画を立てておくようにしましょう。

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