ケアマネジャーの合格率が低い理由。資格の難易度は?

介護福祉士や看護師、理学療法士などのリハビリ職の方でケアマネジャーの取得を目指す方も多いのではないでしょうか。


・ケアマネジャーとして転職したい
・介護に関する知識を深めたい
・将来、身体介護などの実務が難しくなったときのためにケアマネジャーを取得しておきたい
ケアマネジャーは定められた法定資格を持っており、実務経験5年以上かつ900日以上ある方が受験資格となっています。(2018年以降の試験より受験資格が一部変更となります)
そのため、受験されるほとんどの方が働きながら受験されています。
限られた時間の中で勉強するとともに通学・通信講座に申し込めば費用も発生するため、出来れば一発合格を目指したいですよね。今回はケアマネジャー試験の難易度について解説していきます。

○ケアマネジャー試験の難易度
近年におけるケアマネジャー試験の合格率です。
平成29年度(第20回)…25.1%
平成28年度(第19回)…13.1% 
平成27年度(第18回)…15.6% 
平成26年度(第17回)…19.2% 
平成25年度(第16回)…15.5% 
平成24年度(第15回)…19.0% 
ケアマネジャーの合格率はおおむね15〜20%前後で推移しています。介護福祉士の合格率は例年60%で推移しており、他の国家資格と比較しても低い合格率といえます。
しかし、この合格率が低い理由としては受験資格の要件が比較的容易であるために十分に勉強をせずに受験する方も多くいるためと思われます。
そのため、しっかりと勉強しておき試験対策をしていればケアマネジャーの試験はそれほど難易度が高くないと言えるのです。

○確実に合格するための試験対策とは?
ケアマネジャーの試験対策をする上でもっとも問題となるのが「仕事との両立」です。通常の仕事が終わってから試験勉強をすることになるため、なかなか集中して勉強をすることができない方が非常に多いのです。
そこで、試験対策に利用したいのが通学・通信講座のスクールです。ケアマネジャー試験の参考書や過去問題集は書店にて購入できるため、スクールを利用しなくても独学で勉強することは可能でが、モチベーションを維持できないと独学で合格を目指すことは難しいです。
そこで、スクールを利用して費用を掛けることにより勉強せざるを得ない環境を作ることが有効なのです。
スクールの中でもおすすめは通学制のスクールです。同じ目標をもつ人たちと一緒に勉強することによりモチベーションを高め、試験に関する情報共有をすることもできます。通学制の試験対策には無料講座や各自治体で実施している講座もあるため探してみてはいかがでしょうか。