【介護職員初任者研修】法律をもとにわかりやすく解説!

2013(平成25)年度より開始された介護職員初任者研修制度ですが、「仕組みがよくわからない!」という声をよく聞きます。
・そもそも、なぜ制度が変わったの?
・従来のヘルパー制度と何がちがうの?
・どうやったら研修を受講できるの?
厚生労働省が発表している概要や法律をもとに介護職員初任者研修についてのイロハをわかりやすく解説していきます。

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○介護職員初任者研修が新しく創設された理由は?
介護保険制度の創設後、要介護・要支援の認定を受けて介護保険のサービスを利用される方は右肩上がりに増え続けています。
高齢者の人数も2025年にはピークを迎え、世界中のどの国においても前例のない高齢化社会を迎えます。
このような背景から、2025年には介護職員も現在の約1.5倍となる約237~249万人が必要になるという試算をしているのです。このことから、介護職員の増員と共に介護に関する知識や技能の向上が求められています。

○介護職員の資格が一本化
従来の介護資格といえばホームヘルパー(1級・2級)、介護職員基礎研修、介護福祉士などさまざまな研修や資格が存在しており、どの順番で研修を受講したらよいのか、その資格や研修に何の意味があるのかよくわからない状態でした。
そこで介護職員としてのキャリアパスを明確にして人材の確保を図るために介護職員としてのスタートという位置づけで「介護職員初任者研修」に一本化されたのです。

○ 介護職員初任者研修の目的
厚生労働省はこの研修の受講対象として「今後訪問介護事業に従事しようとする者」、「在宅・施設を問わず最低限の知識・技術とそれらを適用する際の考え方のプロセスとして身につけ、職場の上司の指示を受けながら基本的な介護業務を実践できることを目的として行われるもの」とされています。
よって実務経験や就学が必要な「介護福祉士」の前段階、全く介護職員としての経験がない人を対象としています。

○従来の資格取得者への措置制度
すでにホームヘルパー1・2級、介護職員基礎研修修了者、介護職員として実務経験があるもの、看護師などの資格を有しているものは介護職員初任者研修の一部免除または修了要件を満たしているものとされます。

○まとめ
介護のスペシャリストとなるための第一歩となる介護職員初任者研修。各都道府県で開催地や料金が異なります。
また、介護職員初任者研修を受講した介護施設にそのまま就職するケースもあります。介護施設で受講する場合にはそちらの求人情報を見ておくとよいでしょう。

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